機能
人工衛星の太陽・月面通過
宇宙ステーションが太陽や月の前を横切る瞬間を撮影できます。時刻、立つべき可視帯、そしてシルエットの大きさがわかります。
国際宇宙ステーションは、地球上のどこかで絶えず太陽や月の前を横切っています。しかし実際に捉えるのは別の話です。通過は1秒未満で終わり、幅わずか数キロの帯の中からしか見えません。その帯を外せば、何も見えないまま終わります。
このツールは、近くで通過が起こる時刻、立つべき場所、そしてカメラを向ける方角を教えます。
対象の衛星
シルエットとして撮影する価値があるだけの大きさと明るさを持つ、3機です。
- ISS — 圧倒的に機会が多い衛星です。軌道傾斜角が大きく、人が住むほとんどの緯度に届きます。
- 天宮 — 中国の宇宙ステーション。
- ハッブル — 軌道傾斜角が小さく、赤道寄りに留まります。
入力する項目
- 現在地 — 場所を検索するか、現在地を使うか、ウェブでは地図をタップします。結果にはどの地点のものかが表示されます。
- 標高 — 可視帯の幅はわずか数キロで、標高が1,000 m違えば通る場所がずれます。設定に従い m または ft で入力します。
- 期間 — 開始日と終了日を指定します。「今後数日」といった曖昧な指定ではありません。
- 移動できる距離 — 1 km から、km またはマイルで。40 km 先の可視帯を結果として出すか伏せるかを決める値です。
結果の読み方
各結果はまず通過の図で示されます。太陽または月の面に、衛星の軌跡が描かれます。中心を貫くのか、かすめるのか、明らかに外れるのか——計算しなくても一目でわかります。
あわせて表示されるのは:
- 方位角 — どちらを向くか。度数と八方位で示します。
- 高度 — 地平線からの高さ。木立や建物が邪魔になるかどうかの判断に使います。
- 可視帯の幅 — 移動にどれだけ余裕があるか。
- 日照 — 衛星が太陽光に照らされているか、地球の影の中か、半影内か。
さらに、面への進入と離脱の時刻、そして準備完了時刻が表示されます。最後のものが見た目以上に重要です。現象は一瞬で終わるため、間に合うということは早めに着いているということです。
帯までの移動
地図には、衛星が面の中心を通る中心線と、その両側の可視帯が描かれます。現在地も表示されるので、「行く価値があるか」は自ずと判断できます。
どの結果からも、撮影プランを作成したり、カレンダーに追加したりできます。通知は準備完了時刻に合わせて設定されます。
太陽を見るとき
認証済みの太陽フィルターなしで太陽を見たり撮影したりしないでください。 目とセンサーは一瞬で回復不能な損傷を受けます。太陽の結果には必ずこの警告が表示され、非表示にはできません。
月面通過にフィルターは不要です。
何も見つからないことがある理由
結果が空になるのは、多くの場合それが正しい答えであり、不具合ではありません。
通過が成立するのは、その天体に対する衛星の影が実際に地球へ落ちる場所だけです。そして影はしばしばどこにも落ちず、地球の縁をかすめて宇宙へ抜けていきます。衛星が一週間ずっと月に面した側にあっても、月面通過がどこにも生じないことがあるのはそのためです。
緯度も関係します。ハッブルの軌道は赤道からあまり離れないため、北ヨーロッパではどれだけ期間を延ばしてもほとんど見られません。その場合はアプリがそう伝えます。
軌道データの鮮度
衛星の軌道は変化し、それを記述するデータは古くなります。数週間前の軌道データによる予測は、中心線を数キロずらすことがあります。
そのため、すべての結果に軌道データの古さが表示され、数日を超えたものは暫定と明示されます。
オフラインでの利用
ネットワークから取得するのは軌道データだけです。軌道の伝播、太陽と月の位置、地上の中心線——計算はすべて端末上で行われます。一度データを取得すれば、検索そのものに通信は不要です。登山口ではこれが効いてきます。
場所
ツール → 人工衛星の太陽・月面通過(iPhone・Android・ウェブアプリ)